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    エンジニア柳井さんインタビュー

    ITプロインタビュー

    2018年03月30日

    「とにかく作れ」現場で叩き上げエンジニアに

    現在フリーランスにチャレンジして、正社員の良さ、フリーランスの良さ、それぞれを体感しています。そこを含め、今後フリーランスにチャレンジしたい人へのアドバイスになればと思い、私の経験をお話し出来ればと思います。


    私は社会人になって初めてプログラミングにチャレンジしました。
    もともとパソコンが好き、というのはあったのですが、大学では経営学を専攻していたのでプログラミング自体は未経験でした。当時は就職活動の氷河期が始まる頃でしたが、私は就職活動が嫌で嫌で(笑)「IT業界」という響きに惹かれたという理由で、約10社だけこの業界の面接を受け、決まらなかったらそれはそれでその時考えよう、と思っていました。しかし、結果として未経験でもエンジニアとして雇って頂くことができ、非常にラッキーでした。


    ただ、入社してからは、研修もなく、ほぼいきなり現場に入ることになり、スタートはなかなか険しいものとなりました。ただ、それが逆にラッキーで、通常この業界では1年目はテスターに回されることが多いのですが、私の場合、実際に開発業務を担当することができたんですね。最初に入ったプロジェクトがそれなりに忙しく、担当する業務が多かったために、先輩から「とにかく作れ」と言われ、「僕、何もコード書けないですけど!?」と言いつつ、調べながら覚えつつ、業務を進めていました。
    4月1日に入社してすでに4月10日にはお客様のもとに行って、その翌週にはプログラムを書いている、そんなスケジュール感だったのを覚えています。分からないなりにコードを書き、レビューをもらい、修正する。まさに現場で叩き上げられる経験を積んだ1年目でした。その後、だんだんと周りから評価していただく様になりましたが、私自身、自分の業務の回し方に納得がいくようになったのは入社して3年目頃です。この頃には、詳細設計から開発、テストまで一貫して業務ができるようになっていたので、ようやく自分ひとりで色々出来るようになったな、という実感を持てるようになりました。その会社で学ぶことはとても多かったのですが、リーマンショックの影響で、4年目に入る頃に退職することとなりました。

    2社目は1社目で経験出来なかった、要件定義から始まる、もっと上流の経験を積みました。要件定義〜開発、運用まで一貫して担当し、パートナー会社への指示出しなども含め、更に経験の幅を広げることができました。
    ここまでは受ける側の経験を積むことができたので、お客様視点、発注する側で物事を進める経験を積みたく、もう一度転職することにしました。物流系の会社に入り、こちらでは開発含め社内SEの様な経験を積みたかったのですが、親会社が大きかったということもあり、子会社であった現場は指示通りに動くというのが通例で、私の経験したかったことが叶えられないために1年半ほどで、辞めることとなりました。


    ここまでで今から一年前となるのですが、そのタイミングで、転職にするのか、フリーランスにするのかというのを考えました。そして「自分のやりたいこと」が少しずつ明確になってきたので、この時点で、フリーランスという道を選ぶことに決めました。スキルは身についてきたので、自分でサービスを立ち上げてみたい、というように漠然とではありますが夢ができ、働き方が柔軟なフリーランスとして活動しながらも、空いた時間で何かやってみたいと思うようになったからです。フリーランスにチャレンジしてみたい、そのような思いは20代中盤にはあったのですが、フリーランスという働き方が世間的にまだ浸透していなかったり、自分がまだフリーランスとして活躍していくにはスキル面で不安があったので、ようやくこのタイミングで実行できた、というところがありましたね。

    フリーランスとしてどの様に働くか

    実は、ITプロパートナーズさんのエージェントに相談をしに行ったのは更にもう1年位前なんです。会社員時代にどうすればフリーランスでもやっていけるか、どの様にフリーランス活動を進めていくか、みたいなところを相談しました。ITプロパートナーズさんの特徴である「フルタイムじゃない働き方」に興味があり相談しましたが、そのときはまずフリーランスとして慣れるために週5日働き、その経験を元に徐々に活動を広げていきましょう、と働き方に関してもエージェントさんからアドバイスを受けたので、まずはこれまでの繋がりから案件をもらい、フルタイムでチャレンジしたのが、私のフリーランススタートです。その時はこれまで通りどこかの組織に常駐し、これまで通りフルタイム働いていたので、正社員の時と働き方の違いを感じなかったですね。ただ、フリーランスには案件を取ってくる営業力が必要だと知ったし、税金面や保険などの知識を持ち、お金の回し方に注意が必要だと知ったし・・・とそのあたりの知見を広げられたことは、フリーランスにチャレンジして、初めて得られたものですね。

    そしてフリーランスとして、半年ほど経験を積んだ後、再度ITプロパートナーズさんのエージェントにコンタクトをとり、相談しました。フリーランスとして活動していくことに対して、お金の面でまだ不安があったので、収入>働き方の優先順位で、とはいえ週4日に稼働を調整できたり、ある程度働き方に柔軟性を持たせたい、という難しい注文を出したのですが、希望の案件を紹介してもらえました。その企業から内定をもらい、現在そちらで働いています。


    実際に働いてみて、現場の方には良くしていただき、事前に相談すれば働き方も柔軟に調整していただいています。その結果、今まで日中フルタイムで働いていたら、繋がりを持てなかったであろう人たちと会えたり、こうやって日中を自分のやりたい事に使えたり(本インタビューは平日日中に実施)充実した生活を送ることができています。
    現在入っている現場は、アジャイル方式で、スピード重視で開発を進めています。とにかくコードを書き、レビューをもらい、修正していく。そのフローにおいての役割分担がしっかりされているところも、働きやすさに繋がっていると思います。


    せっかくこのような働き方にチャレンジできているので、「会社を設立する」という目標に向かって今後頑張っていきたいと思います。会社の基盤をしっかり整え、仲間を集い、自分のサービスを立ち上げたいです。また、最近は新しく学んだことが本当に多いので、ブログに書きまとめたり、Qiitaに投稿したりしています。知人に会って情報収集したり、それこそ現在参画している現場での立ち上げ時の話を聞いたりすると、とても勉強になります。


    また、会社設立前、フリーランスとしての活動自体にも目標を持っています。5年も経てば私は40代になり、IT知識を身に着けた若者が増え、現在と市場感もかわってきていることが想定されます。その時になっても、自分が案件探しに困らず、食べていけるように常に新しい技術にアンテナを張り、経験を積んでいかなければならないと思っています。

    これからフリーランスにチャレンジする方へ

    これからチャレンジする方にとって、やったことのない世界というのは不安で、怖いところもあるかもしれません。でもやってみたいという気持ちがあれば、一度はやってみるという判断は大切なのではないかと思っています。やってみて失敗してしまう人もいるかもしれません。でも、それもやってみないとわからないことです。私も現在の案件は非常にマッチしていて上手くいっているだけで、現場が変わったら上手くいかなくなってしまうかもしれない。必ず成功するとは限りません。また、フリーランスにチャレンジしたからといって、一生正社員に戻れない、ということはないと思っています。会社員のほうが、保証してくれる範囲が広く良い点が多いな、とフリーランスにチャレンジしてから気づいた自分もいますしね。行動した経験を元に、自分の選びたい人生の方向を選ぶのもありだと思います。私も引き続きチャレンジしながら経験を積み、頑張っていきたいです。


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