TOP

  • 全ての記事
  • 日本のCTO
  • ITプロインタビュー
  • 利用企業インタビュー
  • その他
  • close

    MENU

    「子供の頃からの夢を追い求め、フリーランスの働き方改革にチャレンジ」エンジニア武啓志さん

    ITプロインタビュー

    2017年11月28日

    現在、フリーランスエンジニアとしてご活躍中の武啓志さん。3児のパパで、一家の大黒柱としてご家族からの信頼もとても大きい。そんな武さんはゲームが大好き。フリーランスとして企業様へ常駐しながらも、個人でのゲーム開発に奮闘中。多忙な生活を送られているかと思いきや、あるコツがあるとのこと。今回は武さんの経験から得たそのコツについて、詳しくお話を伺って来ました。

    「もっと新しいことにチャレンジしたい」フリーランスへのキャリアチェンジ

    私のキャリアは、社員数1,000名を超えるシステム開発会社への入社から始まりました。先輩方にフォローして頂きながらも様々なWEBシステムの開発に関わり、開発の基礎を学びました。その会社には自分にとって師匠のような先輩がおり、その人の真似をしながら、10年間着々とスキルを身に着けていくことが出来たと思います。収入面でも特に困っていませんでしたし、家族もいたのでその会社にそのまま勤め、ある程度安定のある生活スタイルでも良かったのかもしれません。しかしながら、規模の大きなシステム開発会社であったこともあり、一つの常駐先にとどまり、そこに用意された工数をこなすような働き方が続いていたため、「もっと効率よく進められるのでは?」「もっと新しいやり方はどうだろうか?」と、次第に現場のやり方に疑問を感じるようになりました。このまま自分を抑え、働き続けてよいのだろうかと自問自答し、だんだんと次のキャリアを考え始めました。


    そこで出てきた選択肢は2つ。「転職」するのか、「フリーランス」として働くのか。しかし転職した場合、そこが似たような開発環境で、再び用意されたものをこなす日々になってしまうのではないか、そう考えました。またどうせキャリアチェンジするのなら、自分の意志で案件を獲得できるフリーランスの方が自分にあっているのではないかと考え、フリーランスとしての働き方を選択することにしました。また当時、フリーランスとしての働き方が浸透し始めた時期でもありましたので、それも自身の決断の後押しになったと思います。ただ、奥さんには反対されましたね。3人の子供がおり、やはり「フリーランスは不安定」というイメージがあったためだと思います。でもそこは実績で証明しようと、奥さんをなんとか説得し、今はフリーランス歴6年です。


    退職後は、エージェントさんの力を借りながらフリーランスとしての案件を探し始めました。その時は比較的すぐに案件が見つかり、10年間頑張ってきてよかった、と思いましたね。やはり基礎力が大事ということを身にしみて感じました。
    フリーランスとして働き、いくつかメリットを感じていますが、第一には自分の意思で一つ一つの仕事に取り組める、というところですね。仕事を「やらされている」感じがない。ミッションに対して、「スピード命」ということを常に心がけて取り組んでいます。いかに限られたリソースで成果を出すか、それがフリーランスとしての市場価値のひとつだと思います。


    これまでフリーランスとして参画した案件は非常に恵まれていて、働きにくい環境は特にありませんでした。それは、面談時にありのままの自身を伝えること、そしてオフィスの雰囲気や一緒に働く人が楽しそうか、等を意識して見るようにしているからかもしれません。面談に受かるかではなく、勝負はその案件に参画してからなので、相手をよく知ろうと意識して案件選びをしています。

    「自分にもできるかも」大好きなゲーム開発に個人でチャレンジ

    ある程度フリーランスとして働きながら実績も残し始めたころ、ソーシャルゲームの案件に入ることがありました。実は私は子供の頃の夢がゲームデザイナーであるほどのゲーム好きで・・・。参画した案件から、ゲーム開発に必要なスキルもある程度身についたので、この頃から個人でのゲーム開発にチャレンジし始めました。ちょうど同じ頃、個人でのゲーム開発環境が整い始め、一人で何億も稼ぐ個人開発者も出てきていたので、市場としても夢があり、大好きなこのゲームの世界でもっとチャレンジしたい、という気持ちが大きくなっていきました。しかしながら週5日常駐し働いていると、なかなかそちらにリソースが割けず、どうしようかと。そこで、「自分のやりたいことにチャレンジしよう」と当時参画していた案件を辞め、リモート案件や稼働をおさえた案件を探し始めることにしました。

    しかしそんなに簡単には見つからず、収益面で困るという最初の壁に当たりました。家族もいたためにどうにかしなくては、と思案していたところ、ITプロパートナーズさんを見つけ、「自分の働きたい方法が見つかるかも」と思い、エージェントさんへ相談をしに行きました。

    結果、ITプロパートナーズさんに会ってから案件参画までは2週間ほどでした。横浜方面で案件を探していたということもあり、少し苦労していたようですが、希望通りの案件を紹介してくれました。最初はフルタイムで参画し、信頼関係が築けた現在は、フルタイムでない働き方にチャレンジできています。個人で開発を進めるためのオフィスも借りたので、午前中はそこで開発をすすめ、午後から常駐案件に参画しています。お昼ごはんを挟んで気持ちを切り替えるようにして、うまく進められていると思います。

    現在参画している案件は、週はじめにチーム全体でタスクを見積るので、自分をコントロールしやすいです。フリーランスとして参画していますが、社員の方と同様に打ち合わせに参画し、意見を言える環境なのでとても働きやすく、満足しています。また、フロントエンドに強いメンバー、DBまわりに強いメンバー等、スキルセットが様々でバランスの取れたチームなので現場で学ぶことも非常に多いです。 フルタイムでない働き方は、メリハリをつけて取り組むことができれば、常駐先の案件も、個人の開発もどちらにも良い効果をもたらすことができると思っています。


    最近は個人の活動としてデジゲー博という展示会に個人開発したゲームを出展してきました。そういった取り組みは、各ゲーム会社の担当の方にプレゼンする機会があったり、同じくチャレンジしている仲間に出会えたりととても刺激的で楽しい環境です。 今持ち続けている将来の夢は、任天堂switchで自身の開発したゲームを出すこと。収益面とリソースのバランスが整えられているこの環境で、引き続きチャレンジしていきたいと思っています。また、このようなチャレンジができることで、毎日が非常に充実しており楽しく、そしてこの先も楽しみなことで溢れているな、と今からワクワクしています。

    現在このような働き方ができているのは、失敗を恐れずに「このように生きたい」と、自分の気持ちに逆らわずチャレンジしてきたからだと思います。勇気がいることだとは思いますが、振り返ってみるとその決断をして良かったと思うことばかりです。自分のこれまでのフリーランス経験を振り返り、同じような境遇の方々に、以下のアドバイスが出来たら、と思っています。

    「モチベーション・体力・お金のバランスを保つこと」ゲームに例えるならば「MP・HP・ゴールドのバランスを保つこと」です。笑
    どれか一つでも少ないと精神的にしんどく、継続が難しい。でもこのバランスさえ意識すればフリーランスは本当に楽しい世界。
    「自分にとってのモチベーションはなんだろうか?(MP)」それを綺麗事ではなく、自分に正直に問いかけてみると良いと思います。「そのためにどこまで頑張れるか?(HP)」「生きるために必要な報酬はいくらか?(ゴールド)」。そのバランスは人それぞれなので、そこを自分自身が理解することが大事だと思います。

    そこが明白になった際には、是非みなさんもフリーランスにチャレンジしてほしいと思います。


    edited by itpropartners_media
    ITPRO