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    求められる成果にコミットするための「ストレスのない環境」が、新しいサービスを生み出す力になる

    利用企業インタビュー

    2017年07月16日

    株式会社LastRoots
    執行役員CTO c0ban開発部 部長 兼 社長室室長 四條能伸氏

    和製仮想通貨「c0ban」(コバン)を活用した広告配信サービスを手掛ける株式会社LastRoots。創業一年の同社が手掛けるこのサービスは、膨大な情報が流通する中で「届けたい人が届けたい人に届けたい情報を、最後まで確実に伝えることができるサービス」と好評だ。1年前の創業時からこれまで、事業スピードとその質を確保するために同社が選んだパートナーは「個々が成果にこだわるプロフェッショナル」だった。

    ブロックチェーン技術を活用して「本来あるべき広告の姿」に。

    Q.御社の事業内容をお聞かせください
    仮想通貨を活用した広告配信サービスをメイン事業として展開しています。サービスに活用している「c0ban」(コバン)は我々が開発した日本生まれの仮想通貨。業務は主に仮想通貨c0banの設計・開発と、広告配信システムの企画・開発・運用の2つになります。サービスの仕組みは、ユーザーの皆様は、iOS/Androidのアプリ「c0ban」を用いて動画広告を完全視聴することで、仮想通貨のc0banを獲得できるというものです。一方、広告主様に対しては、広告の出稿料はユーザーが完全視聴した分だけ頂戴する、という完全成果報酬型の仕組みになっています。そのため、ユーザーは邪魔な存在であった広告を閲覧するインセンティブが生まれ、一方で、広告主は無駄な出稿料を支払う必要が無くなるという、Win-Winの関係を実現しています。


    Q.新しいスタイルの広告配信サービスですね
    はい。もともとなぜこのサービスを生み出したかというと、弊社代表の小林と私の事業経験がベースになっているんです。我々は以前、シンガポールでそれぞれ別の事業に携わっていたのですが、顧客獲得のために利用していたWeb広告等の課金体系に疑問を抱いていました。「じゃあ広告配信しなければいいじゃないか」と思われるでしょうが、すっぱり止めるというのは、それはそれで難しい判断で。なぜかというと、「このお客さんは、Web広告経由で来たかもしれないし、そうじゃないかもしれない。つまり、仕掛けたWeb広告の効果が不明確だから」です。すべてオンラインで完結するようなサービスの場合、購買などの最終目的に到達したユーザーが明確ですが、来店型のサービスなどでは、どこ経由で流入したのかを把握することは難しい。広告配信を止めることで来客数が減ってしまうかもしれないため、広告主は確証がないままに広告出稿を続けるという実態は否めないでしょう。


    その一方で、配信した広告が本当にユーザーに届いているかというと、そうではない場合がほとんどです。みなさんにもご経験があるかと思いますが、例えば某動画共有サービスの場合、動画広告の再生が開始されると「広告をスキップ」のボタンを押す方が非常に多いのではないかと思います。つまり広告は、広告主にとってもユーザーにとってもデメリットが多いという現状がありました。そこで、ブロックチェーン・仮想通貨の「少額決済可能な性質」を活用し、広告を見てもらったユーザーに対して、広告主が直接価値を送り届けるという世界初の仕組みを生み出しました。現在は個人経営の店舗様が主なクライアントですが、費用対効果が明確であるとの良い評価を頂いています。

    求めたのは成果にコミットできるプロ人材。彼らは事業の拡大に欠かせない存在に

    Q.創業してすぐ人材に関する課題を持たれたそうですね
    創業が昨年の6月、2ヶ月後の8月から開発が始まったのですが、その時点でこの事業にフルコミットできるエンジニアは私と2名の開発パートナーのみ。ブロックチェーンという新しい技術に加え、アーキテクチャや開発手法も最先端のものを取り入れていたため、もともとの必要なスキルを持っている人数が少ない層でした。足りない部分はベトナムでオフショア開発するというスタイルでスタートしましたが、開発パートナーは他のプロジェクトも抱える身であったこと、ベトナムは遠隔地である上にその国民性からあまりスピードを求められないという状況。フルコミットできるとはいえ、私はエンジニア以外の会社運営に関わる業務も膨大で、結果的にプロジェクトはなかなか進みませんでした。

    それでもなんとか年末にはアプリの一次リリースをしたのですが、すぐに改修が必要な事項が見つかって。改修の即時対応と、控えていた新規開発を進めなければならないという状況に直面し、これは絶対的にエンジニアを増やさないと対応できないということで、積極的な採用活動を開始することにしました。採用対象は、採用に時間がかからず、かつ契約の煩雑さも少ないフリーランス一択。手段としては、私も含めたプロジェクトメンバーのエンジニアネットワークに声をかけることと、エージェント経由で探すという2つでした。いくつかのエージェントにお声掛けする中で、ITプロパートナーズさんにもコンタクトしました。

    Q.実際にITプロパートナーズを活用されてみていかがだったでしょうか。
    実はお声掛けしたすべてのエージェントさんからの最初のご提案タイミングはあまり変わらなかったんです。どこもスピード感はあったのですが、ご提案人材のスキルレベルに差が出ましたね。当社は面接だけでなくプログラミングテストを実施しているのですが、そのテストでご提案していただいた方全員がスキル不足というエージェントさんもいました。また、スキルレベル的には来てほしい人材なのに、その後のやり取りに時間がかかり、結果、エージェント内で並行して案内されていた他の企業に決まってしまうなどの事象もありました。

    そんな中でITプロパートナーズさんはご提案人材のスキルレベルも高く、その後のやり取りが非常にスムーズでした。とにかく早く来てほしいという弊社の意を汲んでいただき2人のエンジニアの方に同時タイミングでご参画いただきました。とにかく切羽詰まったこちらの状況をきちんと理解していただき、エンジニアの方との調整や契約業務などに驚くほどのスピード感で対応してくれたので本当に助かりました。来ていただいている方々も本当に優秀で、それぞれ責任者レベルのお仕事をお任せしています。

    Q.就業スタイルも特徴的ですね
    週1回の全体ミーティングへの参加以外、就業スタイルは基本的には自由ですね。ミーティングもリモートでの参加で構いません。対面でのコミュニケーションをとらなくても、エンジニアという独特さがあるのかもしれませんが、ある程度コードでコミュニケーションが取れると思っています。それ以外は、業務上のコミュニケーションが可能な状況を確保していれば、オフィスに来ても良いしそれ以外の場所で作業してもOKです。就業時間も1日8時間の稼働をお願いしていますが、10〜19時でも構わないし、8時間を分割して業務にあたってもらっても構いません。判断基準は「ストレスのない働き方」。こちらの求める成果を出してもらうのに最適な環境を、個々に選んでもらっています。参画いただいているITプロの皆様がとても優秀な方たちなので、例えばこちらから「ユーザーに対してこのようなことがしたい」といったビッグイシューを投げれば、僕らが指示しなくても、そのイシューを解決してくれます。また、「c0ban」全体のディレクションを取ってくれている方もいて、その方とは先日一緒にベトナム出張にも行っています。こちらとしては彼らをとても信頼していますし、彼らもその信頼に応えようと成果を出してくださる。その信頼関係があれば雇用形態に関わらず、お互いが働きやすい環境を作っていきたいと思っています。

    Q.今後ITプロパートナーズに期待することがあればお聞かせください
    弊社はこの夏から年末にかけて、よりスケールアップするために動こうと計画しています。人員計画的にも今の倍くらいの規模にしていきたいと考えていますので、そこでお手伝いいただけるところはぜひお願いしたいと思いますね。会社の基礎を盤石にするための正社員人材と、フレキシブルな対応力を持った優秀なフリーランス、それも国籍など問わずにチームを作っていきたい。今後もぜひ力になっていただきたいですね。


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    世間でも働き方について様々な議論がされていると思います。その中で「ストレスのない働き方」についてのお話はとても印象に残りました。お互いに信頼関係があるからこそ、成果の最も出るような環境を選択する。そんな関係のチームづくりに少しでも力になれるよう、ITプロパートナーズメンバー共々頑張ります!四條さま今回はありがとうございました!引き続き、よろしくお願い致します!


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